風呂保温グッズの比較と実験 |
風呂保温グッズの比較や追い炊き実験、沸かし太郎、バスパ、風呂バンス、ハイパワー風呂ポットなどの評価など |
2011年1月19日。 「沸かし太郎」が1年と3週間ほどで故障しました!! 「ハイパワー風呂ポット」に続いて保温2号機なので、 「沸かし太郎」は気を付けて大事に使用していました。 冬だけしか使っておりませんので実質4ヶ月くらいで しかも1日に1時間~1.5時間の保温だけでしか使っていない! 明らかに欠陥商品です! 保証期間が過ぎた直後に故障とは・・ So○yタイマーが付いていたようですw 故障の症状は、保温中に何もしていないのに急にブザーが鳴り出して スイッチを切ったら、以降スイッチが入らなくなった。 保証期間が過ぎているので分解しました。 |
本体のネジは星型の ”トルクス”で 持っていませんが ダイソーにありました。 T-8が無かったので T-9番を買いました。 (T-9でOK) | |
開けてみると抵抗が 2つ焼けています。 他の部分も 少し黒くなっているので 焼けて死んでいるかも?? | |
チップ抵抗の数字が 焦げて読み取れないので とりあえず適当な 抵抗を入れてみた。 が、スイッチが入らない。 | |
断線していないかテスターを当てると 白、黒、緑の3本は共に独立して繋がっていません(交流電源とアースでしょう) 黄色と黒は抵抗0で繋がっている(おそらく水位センサー) 赤と黒&黄色は抵抗ありで繋がっている(おそらく温度センサー) とりえず断線ではなさそう(断線だけはしないよう気を付けていたので、まずありえない) 故障原因は不明ですが、基板の部品が焼け死んでいるので 明らかに設計ミスか部品の選定ミス。 |
|
本体の頭の部分を空けてみましたが、水が浸水した痕跡もありません。 | |
本体と線は生きているので、センサー(安全装置)関係全部カットして ガワだけ利用して使うことにする! こんなすぐ壊れる商品に、もう2万も3万も出せませんし 2万円も出したんだから、5年は使わないと気が済まない。 おそらく、白い線と黒い線を100vコンセントに直結すれば ヒーター(ニクロム線)が熱くなる仕組みなんだろうけど 漏電遮断機くらいは付けないと怖いな~と アース付きのスイッチコンセント余ってないかなと探してみると 丁度良い物がありました・・壊れた「ハイパワー風呂ポット」がw |
|
基板から線を外し 赤色と黄色の線は 使わないので 熱収縮チューブで シールしとく。 |
|
線を電源部分に付けて完成! |
ということで、コンセント&スイッチ&漏電遮断機は「ハイパワー風呂ポット」で ヒーター本体は「沸かし太郎」のニコイチ保温器が完成しました! 普通に使えました♪ 下記3点を気をつけていれば故障はしないでしょう・・ ・空炊きはしない(ニクロム線が切れる可能性と火災の可能性あり) ・断線しないよう気を付ける ・使用中は入浴ないし水に手足を入れない(感電する可能性あり) ハイパワー風呂ポットはフロートスイッチとか温度センサー等が 本体に内蔵していて電源制御を本体内部で行っているので センサー類が壊れると、ヒーターだけ使いたくても機能しませんが 「沸かし太郎」はセンサー類の制御部分は本体とは別のスイッチ内にあり 本体の中は線だけなので、メカが壊れても線が生きていれば本体(ヒーター)は 2次利用できるので、そう考えると・・良い製品なのかも。 あと、電源がマイコンじゃなく手動スイッチになったので タイマーコンセント 等で自動でON/OFFできるようになったのは大きな利点。 ※ 感電する危険が伴いますので絶対に真似しないでください! |
本体から出ている所はどうしても よく曲げたり引っ張ったりするので断線しました。 断線によるショートで光った瞬間。 |
|
断線は修理不可能(防水の意味で)なので 切って見てみました。 黒く焼け焦げて、他の線まで焼いています。 |
|
本体の内部がどうなっているのか 気になるのでシールドを掘ってみましょう・・。 かなり硬いです。 |
|
1日 2日 3日 | |
ペルチェで温めると柔らかくなる | |
硬い・・疲れた・・もうやめw |
手順 | 画像 | 備考 |
1 | 底の4箇所のネジを外します。 半年程度なら、その中だけの掃除で良いでしょう。 1年以上なら、↓に進んでください。 |
|
2 | 続いて、上の3箇所のネジを外します。 | |
3 |
|
ここが一番難しいところです。(初めての時だけ) 爪はネジで固定できますから、不要なので折っても構いません。 後々のことも考えて面倒なので折っちゃいましょうw (くっついている状態ならマイナスドライバーで折る) 次に、上の赤い部分と白い部分を上下に分離する訳ですが、無理に引っ張るとコードが切れる可能性があります。 赤い部分は持たないで、白い部分の底側を持って半分を下に引っ張ります。 下に引っ張ると外れますが、初めての一回目は遊びがないので力がいります。 一回外すと遊びができてゆるくなります。 割れる可能性があるので、ここは慎重にやってください。 |
4 | 上の赤い部分はコードを固定している部分で、 どちらかを上にスライドさせて外します。 (上にマイナスドライバーを差し込んで、少し開いておきながら) ここまで! |
|
5 | 不要になった歯ブラシを使うと、細かい隅々まで掃除ができますよ。 掃除が終わると、逆の手順で元に戻します。 |
温度センサー?? | 水位センサー?? |
|
|
Copyright © 2005-2021 風呂保温グッズの比較と実験 all rights reserved. メール |